発注者名 | 倉吉市 |
目的 | 金屋橋と西町越殿町1号橋に対して、詳細かつ多角的な調査を実施しました。 金屋橋では、まず車道部の主桁および床版においてはつり調査を行い、内部の鉄筋の現状を把握しました。これに加えて、主桁からコアを採取し、コンクリートの強度や品質を評価するために各種コンクリート試験を実施しました。歩道部の床版については、目立った損傷が見られなかったため、コンクリート試験の必要性が低いと判断し、はつり調査による鉄筋の腐食状況の確認にとどめました。 さらに、舗装厚や伸縮目地の状況を確認するために舗装の開削を行い、漏水の原因究明に取り組みました。また、塗装に関しては、再塗装を行う前段階として、塗膜剥離調査および塗膜の含有成分分析を実施し、これらの結果に基づいて塗装設計を行いました。 西町越殿町1号橋においては、床版に対してはつり調査とコア採取を行い、内部鉄筋の現状を詳細に把握しました。さらに、コンクリートの状態を評価するために各種試験を実施し、橋梁の耐久性や安全性に関するデータを収集しました。 これらの調査結果を基に、両橋梁の修繕や補強のための具体的な対策を検討し、橋梁の長期的な使用に耐えるための設計を行いました。 |
作業内容 | 金屋橋(RCT桁橋(歩道部は鋼H桁橋)) ・橋梁変状調査 1橋 ・補修設計 1橋 西町越殿町1号橋(RC床版橋) ・橋梁変状調査 1橋 ・補修設計 1橋 |