発注者名 | 鳥取県中部総合事務所 |
目的 | 東伯郡三朝町横手地区において、梅雨前線による豪雨の影響で山腹が甚大な被害を受け、斜面が崩壊しました。この災害を受け、迅速かつ適切な復旧工法を検討するための基礎データとして、現場の地盤情報を詳細に把握する必要が生じました。特に、崩壊した斜面に残存する自然斜面の地層厚を正確に把握することが求められ、そのための手段としてボーリング調査を実施しました。 この調査では、崩壊斜面上部での作業が必要であったため、通常の機材搬入方法では困難が予想されました。そこで、安全かつ効率的に作業を進めるため、モノレールを利用して調査機材を現場まで運搬することを提案し、実際に実施しました。このモノレールによる機材運搬により、険しい地形においても確実に機材を配置することが可能となり、調査を無事完了させることができました。これにより得られた地盤情報は、今後の災害復旧工法の選定と計画策定において極めて重要な役割を果たすこととなります。 |
作業内容 | 調査ボーリング 3箇所(L=38m) 標準貫入試験 1式 モノレール架設 1式(L=150m) 傾斜地足場 3箇所 解析等取りまとめ 1式 |